仏伝図は釈迦の生涯の四大事である
出生(しゅっせい)、成道(じょうどう・悟りをひらくこと)、
初転法輪(しょてんぽうりん・最初の説法)、涅槃(ねはん)
の4枚から構成されています。そこで
ルンビニ(出生)、
ボドガヤ(成道)、
サールナート(初転法輪)、
クシナガラ(涅槃)
の4つが聖地として巡礼の対象になっています。これに
ラージュギル(ラージャグリハ、説法と修行の地)
スラバスティ(サヘート・マヘート、祇園精舎と舎衛城)
サーンカーシャ(降臨伝説の地)
ヴァイシャーリー(仏陀伝説の地)
を加えて八大聖地とされています。
ラージュギル
仏陀の修行の地
五山のひとつ霊鷲山頂上のわずかな平地が修行の場といわれる
サーンカーシャ
昔巡礼で栄えた土地
仏陀が生母マヤ夫人ほかに教えを説くため天界から降下されたと伝えられている
ヴァイシャーリー
仏陀に会いに来た娼婦を祝福し食事を共にされたという伝説など
仏陀の話しが多く残されているところ
誕生はBC566年ルンビニ(藍毘尼)で現在はネパール・パダリア村の無憂樹(ヒッパル樹)
の下とされていますが、ミャンマーの本ではBC623年となっていました。
釈迦の母はマーヤー(摩耶)夫人(ぶにん)、
父のスッドーダナ(浄飯)王は、
地方の小国の君主でコーサラ国の傘下にありました。
この頃の北インドはマガダ16国と呼ばれる小国乱立の時代でした。
マガダ国(首都ラージャグリハ)、ヴァツア国(コウシャンビーKAUSHAMBI)、
コーサラ国(シュラーヴァスティ)三国が勢力を持ち、
他にカーシ国(バーラナシー)、アンガ国(チャンパー)、
ヴァッシー国(ヴァイシャーリー)、マッラ国などがありましたが、
紀元前5世紀頃(BC5)マガダ国により統一されます。
王子時代はカピラ(迦毘羅)城で過ごし、
ボドガヤ(Gaya仏陀伽耶)の菩提樹の下で成道し、
最初の説法をバラナシ(Varanasi現在ベナレス)郊外の
サールナート(SARNATH古くはムリガダーヴァ鹿野苑)、
ミャンマー語ではミガダウォ(ミガは鹿の意)で行います。
入滅はBC486年クシナガラ(KUSHINAGAR拘戸那掲羅)で、
タイではBC543年とされ、タイ暦はここから始まるので今年(西暦2004年)はタイ暦2547年となります。