第5章 資料
 第2節 遺伝
  第2項 DNA
DNAの基本構造

核酸をつくる物質
 塩基と糖とリン酸

塩基(4種類)
 アデニン(Adenine)
 チミン(Thymine)
 グアニン(Guanine)
 シトシン(Cytosine)
プリン塩基(AとG)は五角形と六角形、ピリミジン塩基(TとC)は六角形
 ウラシル(U)=RNAの塩基

 酸素原子が一つ余分にある糖「リボース(R)
 酸素が欠落している糖「デオキシリボース(D)
リン酸

核酸の基本単位=ヌクレオチド(塩基と糖とリン酸がそれぞれ1分子ずつ結合したもの)
ヌクレオシド=ヌクレオチドからリン酸の分子が欠落したもの(塩基に糖がついたもの)
 デオキシアデノシン(DA) =塩基(アデニン)と糖(デオキシリボース)

ポリヌクレオチド=ヌクレオチドの重合体(ポリマー)
=ヌクレオシドがリン酸を橋渡しにしてつながったもの
一本鎖DNA

塩基対の水素結合
 アデニンとチミン(二重結合)
 グアニンとシトシン(三重結合)
A=TよりG≡Cの方が切断するためのエネルギーを多く必要とする

Tm(DNAの融点)が高い=DNAが安定
 G≡Cの含量30%:Tm=55℃
 G≡Cの含量50%:Tm=70℃
 G≡Cの含量70%:Tm=85℃

ヒト23対46本
チンプ24対48本
12と13が中央部で融合したものがヒトの2(番号は大きい順)

RNAポリメレースがプロモーターに結合して転写開始
運ぶのがσタンパク
mRNAを合成
ターミネーターで終了

リボソーム
蛋白生産工場
3つのrRNA
2900塩基
1500塩基
120塩基
55種類のリボソーム蛋白

クロマチン(染色質)
細胞分裂のとき凝縮して染色体になる
この中にDNA結合蛋白
普段は塩基の上にかぶさって結合が起きないようにしている
その蛋白の一つがヒストンで糸巻きのはたらき
5種類のうち4種類が糸巻き、残り1種類が巻き方の強弱を指示
巻き方が場所により異なることでDNAの読み取りを制御している