第5章 資料
 第2節 遺伝
  第3項 アミノ酸
 塩基ATGC4個のうち3個でアミノ酸が決まる(遺伝暗号:コドン)。 アミノ酸は20種類あるから2個では足りない(4x4=16)。 3個なら足りる(4x4x4=64)(トリプレットコドン)。 同じ塩基を何回使ってもよい順列なので4x3x2ではなく、最初4通り、次も4通り、最後も4通りで64通りになる。 64の全てがアミノ酸を指定するから、異なるトリプレットコドンで同じアミノ酸を指定することになるが、 例えばCTと来て次にTとすべきところを誤ってAとしても同じアミノ酸(ロイシン)ができるので便利。 20種のアミノ酸が鎖状に連なった高分子化合物が蛋白で(蛋は卵のこと)、遺伝子は蛋白を指定する。 情報はATG(メチオニン)開始コドンから始まり、TAA、TAG、TGAの終了コドン前で終わる。

アミノ酸の三つの塩基
1番目
     
                       2番目
3番目
     
   T    
  C  
   A   
   G   
   
T  
   
   
フェニルアラニン
セリン  
チロシン   
システイン  
   〃    
 〃   
 〃     
 〃     
ロイシン    
 〃   
停止     
停止     
 〃      
 〃   
 〃     
トリプトファン
   
C  
   
   
ロイシン    
プロリン 
ヒスチジン  
アルギニン  
 〃      
 〃   
 〃     
 〃     
 〃      
 〃   
グルタミン  
 〃     
 〃      
 〃   
 〃     
 〃     
   
A  
   
   
イソロイシン  
トレオニン
アスパラギン 
セリン    
 〃      
 〃   
 〃     
 〃     
 〃      
 〃   
リジン    
アルギニン  
メチオニン   
〃    
 〃     
 〃     
   
G  
   
   
バリン     
アラニン 
アスパラギン酸
グリシン   
 〃      
 〃   
 〃     
 〃     
 〃      
 〃   
グルタミン酸 
 〃     
 〃      
 〃   
 〃     
 〃