第6項 漆塗りの技法
ウルシやその近縁種の樹液を用いる。ウルシノキやハゼノキは照葉樹林に分布し、
日本・中国南部:ウルシ(rhus verniciflua)
アンアン・ブータン:ハゼ(rhus succedanea)の変種
ビルマ北部:ウルシ科のグルテア(glutea spp.)
などがある。
ウルシの乾燥には十分な湿気が必要。
原初的な使用法は鏃(やじり)などを固定するための接着剤だった。
その後、漆器が素焼きの土器に代わって日用の容器になるのは照葉樹林帯だけにみられる。
焼畑の移動のため各個人が携帯しており、それがこの文化地帯独特の銘銘茶碗になっていった。