第7項 数多くの絹糸虫の繭から絹を引く技法 照葉樹林帯とその南の亜熱帯モンスーン林地帯に数多く棲息していた絹糸虫には大別して、 家蚕蛾科(カイコガbombycidae)と、 天蚕蛾科(ヤママユガsaturniidae)があり、 それぞれに飼養種と野生種がある。 家蚕蛾科の完全飼養種が狭義のカイコ(bombyx mori)で、古くはサナギを食用にすることもあり、それが繭の利用の契機になったと想定される。 現在でもタイのノンカイで食用にされている。