第26項 茅と道教
茅信仰
 山の精には子供ぐらいの身長で一本足で、その足が後ろ向きについているものや、 身長が九尺もあって皮衣を着て笠をかぶったものなどがいる。 山の鬼が食べ物をねだって離れない時は、白茅、葦の枝をぶつければ死ぬ。 日本の案山子も山の神であるから、原型と思われる。
茅の儀礼
 茅は魔を払う剣で境界領域の守護(注連縄)に用いられ、 その丈夫さが稲に見立てた予呪儀礼に使われる。 粽(ちまき)も茅の葉に包み、紙に道教の呪文を書いたものを結び付けた。 楚の原住民ミャオ族、トン族や屈原の故事にみられる。
茅山の道教文化はbc200頃老子の「道」に基づく。
北斗七星 天帝の乗り物、災厄を免れる。武人の剣に図像が彫られる。
庚申信仰
鬼谷
鬼は野生植物に冠し谷は殻と同音(gu3)。 日本語の谷の意味で使われるのは渓を使うことが多いので混乱しない。「漢字の字源」